坂本さんちの坊

先日の三沢の急逝以来、何をやっても身が入らず腑抜けと化していたんですけど、偶然司馬遼太郎の「竜馬がゆく」全巻が懐に転がり込んできたのでのろのろ読み始めてみたらすっかり夢中。もともとこの本、老後の楽しみにとってあった本だったんですが*1、あのゾンビのように不死身だった三沢が亡くなって「人間いつ死ぬかわかんないんだなぁ…」と思うようになり、それならいつその時期がきても後悔の無いように、と手に取ったのでした。(正直、そんな殊勝な考えよりも目の前のニンジンに我慢できなかったって方が正しいのかも)
今3巻まで読み終えたところだけど、ほんとにもう竜馬が人たらしすぎてたまらない。萌えどころ多すぎて付箋がおっつかない!*2「恋はきらいじゃ」って言いつつも、「しかし、お田鶴さまは可愛ゆいのう」って嬉しそうに提灯を振った、なんてシーンに至っては「そういうお前が一番(ry」って二度見三度見したもんね。竜馬に限らず幕末は奇人変人だらけで楽しい。

*1:他の老後の楽しみとしてジョジョ全巻読破、三国志読破などがある

*2:いつでもデレデレできるように、こうやって萌えポイントに付箋を貼るっていうきもちわるい本の読み方をしている